• Admin

幕末編


 江戸幕府崩壊2年前の出来事に戻ろう。ペリー提督は徳川最後の将軍寅将軍に会うため江戸城にやってきた。ウインチェスター銃を餌に炭坑建設の契約を交わす為にやってきたのだった。

 江戸城御用部屋の客間で徳川とペリーの対談から物語は始まるのだが作者は歴史に盲信ではないので悪しからず。

「日本の地下の石炭採掘させてくれよ徳ちゃん」ペリーが言った。メリケン国では炭坑労働者の一揆で石炭不足で経済が麻痺していた。石炭は地球の何処掘っても石炭にぶちあたる、最も必要なことは石炭ではなく穴掘りの人材だった。まじめに死ぬまで石炭堀に従事する人間が必要だった。ペリー曰く「忠実に穴掘りをする民族は日本人だ」と、ペリーはガッテン承知ロバートと是認した。

「余の国を穴だらけにして石炭掘るともうすのか」

「徳ちゃんウインチェスター銃やるからさぁ、それからこれこれ、ボージョレ・ヌーヴォ持ってきたけんこれ飲んで僕と一緒に石炭採掘しましょう」

「ボージョレ・ヌーヴォだぁ、わーい、わーい、余が毎年待ちわびる赤い酒ではないか、ありがたやありがたや」

「全ての日本刀をむらまさとか名刀をドロドロに溶かして鶴嘴を拵えて穴掘りに石炭掘ろう徳ちゃん」

「だめだと申しておる。銃も酒もいらん持ってけえれ、いらんわ」

ペリーは

「私の話訊いてくれ寅将軍」

「なんだ。言ってみろ」

「実話、ロックロールフェラー財団に家族を人質取られてて、徳ちやんに石炭採掘の契約結ばんと家族皆殺しするちゅうとるんです」

「ロックロールフェラー財団がか」

「血も涙もない悪魔以上のグソゴキブリみたいな奴だよ」

「余もよく使う手でごじゃる、従わない家来の一族皆殺しするべ、と脅すと犬みたいになんでもきく」

「頼むからオイラの家族が殺されるから石炭掘らしてくれ、徳ちゃん」

「知らんよ、ペリー提督の家族などくたばろうが余には関係ない、メリケン帰ってロックロールフェラーに命乞いしてくるがいい」

「くそ、わかった。反幕の西郷にウインチエスター銃を贈って江戸城襲撃させるからまってろ」ペリー提督は怒りを爆発させ黒船の黒鉛を吐いて江戸を出ていった。

南北戦争集結後ペリー提督は南北戦争で使われた中古のウィンチェスター銃と回転式機関銃を黒船に積んで桜島の入り江に入港してきた。

「ないだこんた、黒か煙吐きながら高速で進ん船とは初めてだっちゃ」

港関所の番人があわてて番士屋敷で茶すすってる役人に報告した。役人はお咎め無しに黒船を薩摩港に入港させた。日系のメリケン人が下船して西郷に贈り物があると告げた。

「西郷どん、こんた我々にメリケンで使うた中古兵器をただで譲っちゆちょっ」

薩摩藩にウィンチエスター銃が贈られた。日本刀は厠に投げ捨てられた。ウィンチエスター銃が刀の代わりにライフル銃を肩に掛ける事になった。

南北戦争の生き残り南部軍の日系兵隊鈴木ロバートが薩摩のいなか侍に武器の使い方を教えて指揮をとっていた。

 「ない申す幕府をこの銃で倒すとはお主何処ん者や」

西郷どんは考えた事もない事語る日系の鈴木ロバートに訊いた。

「これがあれば幕府は潰せます」

「これと同じ武器を幕府がもっちょったら倒せんじゃろう」

「幕府は旧式の火縄銃しかありませんで、我々はこれ、連発できるウィンチエスター銃で戦うから100%勝ち戦で勝ちますよ」

鈴木ロバートはコルト45の実弾をウィンチエスター銃に詰めて標的のスイカに連射した。スイカは粉々に散って跡形もなかった。

「すげ、すげ、これやったら幕府をたおせっど」

西郷どんは目ン玉輝かせて電光石火の如く鼓笛隊と数十万の兵を霧島の峠を超え長州軍と合流した。

 薩長軍は幕府に忠実に従う岡山藩主を処刑して蒜山牧場の岡山馬を騎馬隊用に調教して江戸へ進撃を続けた。裏切りの岡山侍が薩長軍を応援兵として参戦した。今の中国地方の全ての藩は倒幕軍に賛同して江戸へ江戸へ進撃して行った。そして名古屋城を超え最終地点の駿河藩まで進撃戦略を続けた。そして薩長軍の到着をまった。幕府軍はウィンチエスター銃に恐れて誰一人攻めてこなかった。敵の進撃に備えて江戸では錆びた刀を研ぎ武装した。

「拙者の方は切れ味抜群でござる、見るがいい」

試し切りに練馬大根をバサバサ切った。

「全員集合じゃ」

素浪人問わない町民を武装させた。津軽藩主は徳川の財宝を庇護する命令を受けていた。実話、徳川の財宝は東北へ運ばれていた。西郷と高杉晋作は騎馬隊を従えてやってきた。

「蔵の財宝を持ち出した形跡は有りません」

何週間も蔵を見張っていた駿河の町民に変装した長州の忍者が二人の前に現れた。「ご苦労」

「大砲で蔵の門をはいかいしろ」

の号令で蔵の門が破壊された。場内に侵入すると鉄格子の蔵の扉がまっ鉄板でできた扉が待っていた。ダイナマイトを仕掛けて扉をはかいした。もうもうとした煙の中西郷と高杉が蔵の中に足を踏み入れた。小判ザクザク宝の山を想像した二人だった。中身は何もない空っぽの蔵だった。

「こそう、幕府にはめられた」西郷が吠えた。

「皆のもの出撃じゃ」

幕府の剣豪等が箱根の峠で待ち構えていた。

「薩長の軍勢を一匹も通すな」

寛永御前試合で1位取った剣豪が指揮する江戸幕府剣豪集団が薩長軍の要撃に箱根の密林に潜んで待機していた。薩長軍の兵器に回転式連射銃があった。箱根の峠を運搬するのに苦労していた。峠を超えて箱根峠の手前で待ち構える幕府軍の弓組5百兵とその後方に剣豪等が箱根の峠を登ってくる薩長軍を待ち構えていた。幕府軍と薩長軍の侵略か防御の攻防が箱根峠で始まったのであった。そして幕府軍の弓矢が箱根峠の斜面を登る薩長軍に一斉に放った。米南北戦争の鉄兜と肩甲冑で弓矢は跳ね返された。放った矢に慄いて臥せて怯えたと剣豪等思い込み一斉に斜面を駆け下りた。

「弓矢に恐れて薩長軍は怯えちょる、全滅じゃ怯むな走れ」

戦闘に慣れた薩長軍は瞬間ライフル銃を構え一斉に射撃をはじめた。江戸幕府、江戸時代の剣豪全員むらまさとか、とか日本名刀とともにライフル銃のコルト45の実弾でしんでしまった。幕府沈没ご日本刀、刃等はきえたので刀を使った類似の物語は作れなくなったのであった。

薩長軍は箱根峠の老舗ぼっけえ温泉で戦で蓄えた垢を温泉で落として相模湾の魚をたらふく食って腹いっぱいでぐっすり一夜をすごした。逃げ帰った江戸幕府軍は将軍と埋蔵金を剛鉄馬車につんで蝦夷へ逃げる準備をしておった。

江戸幕府軍が徳川埋蔵金を馬車に積んで逃げるシーンで太平洋側の福島、宮城、岩手、青森のコースで逃げてると薩長軍はふんで追跡を初めた。そして幕府軍の埋蔵金を積んだ馬車に追いつき襲撃した。幕府軍はウインチエスター銃で全滅した。がしかし、西郷どんと高杉晋作は奪った徳川財宝が詰まった幌馬車を目の前に語った。

「やっと欲しかった徳川財宝をてにした。これでウィンチエスター銃の決算に使える。おいどんはロックが恐ろしいばってんこれでロックから開放されるばってん安心して暮せる」高杉晋作も同意した。「んだ」と

徳川財宝を積んだ幌馬車を大木槌で破壊した。

「高杉殿なにか臭わないか」西郷どんが鼻をくんくんして言った。

「幌馬車から匂いますね、糞の匂いですねかね」大木槌で洞馬車は破壊されて中に詰まっていた黄金の財宝が西郷どんと高杉のまえにザクザクではなかった。

「なんじゃこれは」

糞が詰まった幌馬車だった。西郷隆盛と高杉晋作に江戸庶民の糞がおそった。家来の武将がゲラゲラ笑った。これが西郷隆盛と高杉晋作の真実の姿だったのかも知れない。

「おいどんはロックロールフェラーに殺されるぜお」

「長州藩の拙者もロックロールフェラーにけされる」二人は恐れおののいた。

「殿、薩摩長州軍は囮の幌馬車を襲ってくそまみれに、との情報が岩手から届いてます」

「薩摩も長州もくそを洗い落とすのに一週間はかかるじゃろうけん今のうちに蝦夷に渡ろう」

徳川軍は新潟、山形、秋田、青森のルートで逃げていた。青森の大間崎に到着したのは二週間後だった。

「勘弁すてけ。糞まみれで入浴されるどお客さんよって来ねはんで」

西郷と高杉は温泉の主人に入浴を断られていた。

「せかたん川で糞洗い落として匂いを取ってからまた来る」

高杉と西郷は気仙川に飛び込んで泳いで体をあらった。褌一丁で温泉に戻った二人をクンクン臭ってから温泉宿の主人は必要に嗅だ。

「どうだこいで温泉入れるか、因みにあては西郷や。日本のトップやで」

「日本のトップは徳川だ。西郷か誰かすらんがえらそうにするんな」

「すんません」西郷と高杉はあやまった。

「まだぐさぇが水浴びならい許す」あきらかに西郷より高杉より上だった。

「ここは宮城じゃろう。元気湯ちゅうんかおべちょく二度とこんし」

「ちえっ」温泉の主人が舌打ちした。西郷と高杉は温泉の晩飯食って豚のように床についた。翌朝面倒な幕府軍の追跡を始めないと始まらなかった。

「皆の衆徳川の財宝奪いにいくぜい」

「おう」

元気ない家来達だった。

大間崎で渡し船に乗船した幕府軍一向は函館に向かった。函館港に到着すると幕府の隠密剣士達が出迎えてくれた。

「殿、お待ち致しておりました。旅の疲れを取りたいと報告を受けておりましたので函館の最高級宿をご用意致しました。函館遊郭でございます」

男の喜びを誘う宿だった。徳川最後の将軍は女好きで酒好きでどうしょうもないだらし無い男だった。徳川の財宝を遊郭でばらまいて好き放題に使いまくった。

「殿、薩長軍の追跡を忘れずに遊びは控えるようお願い申します」

「うるさいなぁ余のかってじゃさがれさがれ」

「薩長軍が大間崎に到着したとの情報が」

「心配するな余には服部半蔵の末裔の武将がおる、八宝拳で全員たおせる薩長軍全員函館で倒せる」

「なにを申しておるのです。相手はライフル銃装備した軍隊です素手で勝てる相手ではありません、脱げる準備しましょう」

「うるさい家臣じゃのう余は生きることにあきた」

家臣の一人が徳川最後の将軍の顔面に強烈なパンチを食らわせた。

「殿になにする」

付き添え爺が叫んだ。将軍は目玉が真ん中に寄って意識を失った。函館遊郭の安女郎の真ん前に倒れ込んだ。

「キャーキャー」安女郎たちは身の上を案じて右往左往していた。

「殿を運ぶのじゃ」

殴った家臣が気絶した徳川最後の将軍を道産子の馬車に乗せた。馬車には木の車輪の代わりに鉄のソリが付いていた。季節は師走大晦日を前に函館の街では弘前藩大間のマグロが船で運ばれて活気に満ちていた。蝦夷の正月は大間のマグロが定番で札幌村、旭村からマグロ求めて買いきた。

弘前藩主は徳川最後の将軍の逃亡をバックアップする為兵全勢力を大間に集結していた。

「薩長軍が到着しても船は一隻もだすな」

の命令で全ての渡し船、漁船を水平線の向こうに停泊していた。戦い方を知らない弘前藩の武将は八宝拳をたしなむ程度で太刀さばき無に等しかった。

「殿、徳川将軍の名前は知りません教えて下さい」

弘前藩主に家臣が訊いた。

「余もしらない。執筆してる天の声に訊いてみる」『寅年で寅』と俺は言った。

「そうか分かった。寅将軍だ」天に向かって礼をしていった。

「寅さんでいいですか」

「馴れ馴れしいが余がゆるす」

『ほんまかい』

「糞まみれから生還した西郷と長州が横浜峠を超えて偽の看板を無視してここに真っ直ぐ向かっておると飛脚が」

「八宝拳で阻止できるのか」弘前藩主が訊いた。

「はい、八宝拳は志那拳法で指先で相手を倒す技で刀より勝る武器でございます」

指先が鋼鉄のような八宝拳の達人が言った。

薩長軍の騎馬隊の軍勢が大間に近付くと弘前藩兵は大間部落で待ち伏せしていた。薩長軍が函館に渡る船が無いとなると泳いで津軽海峡を横断する可能性を示唆して、沖で待機している漁船で戦う作戦だった。読者に騎馬隊の規模を補足すると追う追われるの規模で適当に描いて欲しい。

「西郷どんどの大間の漁民は近くの山に潜んでおると大分忍者のこうざき殿が申しております」

「拙者が大分のこうざきと申します」

「お主褌一丁で寒い師走に泳いできたと訊いたが誠か」

「はい、宮城で褌一丁で泳ぐ殿に影響されて八戸から泳いで大間に先回りして待っておりました」

「大間ん住民は何処消えたど」西郷が訊いた。

「はい、殿にご報告申します」

「気を楽に話せ、あては徳川幕府とはちがうで」

「いえ、尊敬する西郷どんに1ミリも無礼な為口できません」

「まあいいか、で、大間の住民は何処消えたのだ」

「はい、ここに捉えた男は大間の村長らしいです」

「お主が捉えたとは、どげんして捉えた説明しちょいおいどんにきかせ」

西郷が言った。

「はい、拙者テキサスで牛飼いの仕事しておりました」

「なに、お主メリケンで牛飼いの仕事しておったのか」

「はい」

「お主は帰国子女なのか」

「はい?」

「外国で暮らした経験がある侍のことだ」

「大分にこうざき海水浴場がありまして、大分藩主が家臣に海岸を綺麗にするようにと命じたので、暇だった拙者にこうざき海岸を綺麗にするよう命じてきたので海岸一面を覆う瓦礫を一箇所に集めて筏を作ってそのまま太平洋に出ていつのまにかメリケンのテキサスに上陸してました」

「流れ着いた所が何処とも知らずに砂丘をふらふらしてると幌馬車が目の前を通り過ぎたので呼び止めて訪ねました。『ここは何処ですか』と、でも言葉が通じないのか返事しませんでした。訝しげに 顔付きを覗くと鼻が高く目が青く外国の方と知ってここは異国の地と悟ったのです」

「手綱を握った男が馬車に乗れと手招きしたので拙者は御者台に乗り込みました。『チャイニーズ』と彼が言ったので拙者の事を支那人と思ってるらしく、にっぽんと訂正すると男は笑顔で『ジャパニーズ、こんにちは』日本語で喋ったので驚きました。彼は日本に牛を売る為日本語を覚えたそうです。彼はカーボーイの食事担当のコックで、幌馬車には金属の食器がぶら下がっててカランカラン鳴って料理の臭いが中から漂っていました。暫くして牛が周りに集まってきてカーボーイが馬車に近付いて水が入った樽の栓を抜てコップで水を飲んでました。そのカーボーイに教わったんです」

「なにを?」

「牛を捉える縄投げをです」

「なるほど、それでどうした」

「テキサスに一年カーボーイで暮らしてました。縄投げの経験を積んで帰国して今に至ります」

「縄投げの経験がこの大間の村長を捉えたと申すのか。話がながいわ、話は簡潔にまとめんしゃい」

「誠に申し訳御座いません」

その時薩長軍に馬で追いついた侍がいた。土佐の坂本龍馬だった。

「坂本どのではないか、どうした」

「西郷殿、高杉殿、江戸にお戻りください。九州兵が好き放題に暴れています。このままでは江戸は無法地帯に誰も住めなくなります。治安維持をお二人にお願いに参りました」

読者の中には「でたぁ~坂本龍馬」と吠える方がおると思うが、然ういう俄にわいたなんの疑問も持たない無知なかた。この物語が適当だから仕方ないが、でも歴史が命とあたまで湧いてる人間なら

「坂本龍馬は暗殺されておる」と叫ぶだろうが、ここでは偽物が暗殺されたと思うのが妥当だ「薩長軍の従臣を連れてまいりましたので彼らと江戸に、拙者は暗殺さた身なもんで誰一人拙者に従うものはいません」

「わかった。おいどんの治安維持法を江戸に作るぜお、その前に坂本どの、ちょっと耳を」

坂本は耳をでっかくして西郷にむけた。

「徳川の財宝強奪全てお主に託す」

坂本龍馬は意地汚くほくそ笑んだ。

「では、任せたぞ坂本殿」と西郷が言って江戸へ下った。西郷から引き継いだ徳川埋蔵金強奪の後任となった坂本龍馬は長州軍を一箇所に集めた。

「皆の衆わたしが坂本龍馬だうちがここの将軍や」坂本には贅沢な味方がおった。次のページで発表する。